アーリーリタイアしたら、毎日書くブログ。

低コストのインデックスファンド、S&P500で株式投資をしています。"投資家の一歩は節約から"が信条。

戦後の儲け話に踊らされた曾祖父の話。怪しい儲け話はいつの時代も。

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88歳を迎える母方の祖母宅にて、聞いた話です。祖母の父(以後X氏としましょう)は戦後の新円切替政策の中で、「嘘の儲け話」に引っかかり資産を大幅に減らしてしまったとのことです。

 

新円切替政策の混乱

新円切替について詳しい内容は、下記のリンクやネット検索を読めば情報が出て来ますが、要するに「これまで使用できた紙幣が使用不可になる」ということです。そして、預金からの新円引出には世帯ごとに制限(家族1人当たり:100円、世帯主:300円)が設けられたというわけです。しかも期限を過ぎたら、旧円はただの紙切れ。戦後のインフレ対策ですね。

 

okita926.com

 

戦後の混乱と、今のようにネットのない時代、正確な情報を手に入れることは、どれほど難しいことだったでしょうか?想像もできません。そんな中、X氏はある情報を手に入れます。

 

新円の価値は流通後に、旧円以下になる。だから期限を過ぎれば、安く新円と交換できる。

 

字面だけ見ると、怪しさ満点です。しかし、X氏はこの情報を強く信じ、新円への交換を行わず、旧円を保有し続けたとのことです。家に置いておくと盗まれると考えたらしく、持ちきれない旧円は腹巻に入れて持ち歩いていたとのことです。

 

しかし月日は流れ、旧円は政府の告知通り、紙切れ同然となります。現実と直面した時の絶望は、どれほどのものだったでしょうか?家族を捨てて失踪してもおかしくないですが、その後真面目に働き家族を養ったようです(当時の国鉄に勤めていたとのこと)。国鉄勤めでありながら、そんな話に引っかかってしまうなんて、当時の混乱ぶりが伺えます。

 

資産運用は臆病なくらいが性に合っている

僕は資産運用をしている端くれの人間ですが、怪しい儲け話はネットを開けば山のように出て来ます。それで儲かる人もいるのでしょう。

時々、「お、良いかも」と思える話もあります(例えば2017年の仮想通貨高騰)。それでも調べてみると、どうも腹落ちしない。腹落ちしたのは、現在のところインデックス投資の長期投資だけです。もし「自分で調べて、納得する」という環境(ネットや本)がなかったら、どうだったでしょうか?僕もX氏と同じように、怪しい儲け話に手あたり次第に、飛びついていたかもしれません。

 

この「自分で調べることができる」という環境が存在することのありがたさを、しみじみと感じたX氏の失敗談でした。これからも、「一見楽ですぐに儲かりそうな話」に触れる機会はあるでしょうが、リスク資産・無リスク資産の配分を守りながら堅実な資産運用を続けたいものです。

 

 しかし、無リスク資産の割合多い...。

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